キッチンの水周り

キッチンの水周りとは、シンク、水道、排水溝、食器洗浄機、浄水器などを指して用いられる言葉です。
家を選んだり、新築の家を建てたりする際に、主婦が一番こだわるのがこのキッチン水周りだと言われています。
毎日、料理したり、お茶を飲んだりするわけですから当然かもしれませんね。

しかし、同時に水周りは家を建てる際に特に予算がかかる場所にもなっています。
お風呂・トイレ・キッチンを合わせて、いわゆる水周りと言われるわけですが、これらをちょっとグレードアップするだけで500万円くらいはすぐに飛んで行ってしまうくらいです。
それで、「家を安く建てたかったら、水周りを削れ」と言われていた時期もありました。
ただ、キッチンも含めて、あまり水周りをけちってしまうと、水漏れなどのトラブルも発生しやすくなりますし、新築の家が貧相では惨めです。
さらに、水周り商品というのは、良質なものは天井知らずに高額なのですが、廉価なものはスタンダードなものとそれほど値段が変らないという特徴があります。
それなので、家を建てる場合には概ねスタンダードな水周りに落ち着くようです。

そんな水周りの中でも、キッチンの水周りは来客の目にも触れやすい場所。
主婦からすると毎日使うものですから、便利であるに越したことはありません。
最近は水道に浄水器があらかじめビルトインされていたり、水垢の付きにくい泡沫シャワーに切り替えられたり、手がふさがっていても水道の調整が出来るなどの工夫が凝らされているようです。

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キッチン水周りのトラブル

キッチンは、主婦にとっては毎日使う自分の居場所です。
ここが気分のいい場所かどうかで、生活のクオリティーが変ってくると言っても過言ではありません。
そんな大切なキッチンですが、時折トラブルに見舞われることもあります。
では、どんなトラブルが生じるのか解説していきましょう。

キッチン関係のトラブルで一番多いのが、水漏れです。
それも、水道の先から「ポタッポタッ」と滴り落ちるような漏れが多いようです。
放っておいてもそれほど支障があるわけではないにしても、ずっと滴っているのは気になりますし、嫌なものですよね。
水道トラブルは他にも、水道栓の根元から水が染み出してきたり、シンク下の部分の継ぎ手などから水が漏れてきたりすることもあります。
特に最近の家は、食器洗浄機や浄水器などに水道水を分岐する場合が多く、その分継ぎ手や配管も複雑になっているので、水漏れがしやすい環境になっているのです。

続いてのトラブルは、排水に関するものです。
シンクに物を落としてしまったために、排水がスムーズに行かない…なんていうトラブルもよく生じます。
その場合は、詰まっている物を色々な方法で取り除かなくてはなりません。
あるいは、排水管が緩んでいて、水漏れしている…なんていう場合もあります。
水道管から水漏れする場合と違い、排水ですから、こちらの方が深刻です。
シンク下で排水が漏れていることに気づかずに居ると、漏れた排水で木材が朽ちてしまい、大掛かりな改修工事が必要になってしまうこともありますから、注意が必要ですね。

キッチン水周りと浄水器

最近のキッチンには欠かせないアイテムとなりつつある浄水器。
日本は昔から水道水の美味しい国で、今でも田舎では水道水をそのまま飲んでも非常に美味しいものです。
それでも、日本の法律では「水道末端で残留塩素が規定量存在していること」が定められているので、どうしてもカルキの匂いが気になるという人が増えてきました。

浄水器は、カートリッジに活性炭や中空糸膜が封入されており、そこを通水させることで残留塩素などの不純物を除去してくれるのです。
ただ、浄水器と一口に言っても、その浄水システムや価格帯は非常に幅広いものです。
例えば、最も安価な浄水器は、蛇口に取り付けるタイプのものです。
手の平サイズのカートリッジがついており、主に活性炭による残留塩素除去を行います。
活性炭は多孔質なので、その小さい孔に臭い分子を吸着してくれます。
吸着が進んでしまうとそれ以上除去性能を発揮できず、カートリッジを交換しなければなりません。
多くの場合、こうした小型の浄水器は2?3ヶ月に一度、カートリッジを交換します。

一方、最近はビルトインタイプと呼ばれる、配管に直結された浄水器も多くなって来ています。
ビルトインタイプの浄水器の特徴は、カートリッジを大型に出来るので、より高度な不純物除去ができることです。
また、それほど性能を上げない場合でも、容量が大きいため、カートリッジの寿命が長くなり、交換の手間が少なくて済むという利点もあるのです。
ただ、水漏れなどが生じた場合、メンテナンスしにくいという難点もあるようです。

キッチン水周りの掃除

キッチン水周りの掃除は、主婦にとって悩みのタネになる場合が少なくありません。
毎日使う場所であるため、汚れもたまりやすく、一度溜った汚れはなかなかすぐには落ちてくれません。
では、キッチン水周りの掃除を簡単に済ませる方法を解説していきましょう。

まず、一番大切なのは汚れをこびりつかせないことです。
キッチンの水周りは油汚れや食べ物のカス、水漏れや水はねによるウロコ状の斑点などが付きやすい場所です。
放置してしまうと、ベタベタやヌルヌルがなかなか取れなくなってしまいます。
それで、キッチンを使い終わったら、台所用の中性洗剤で構わないので簡単に掃除しておきましょう。
その際、ごしごし洗わなくても、水をたっぷりとかけ、洗剤を満遍なく広げておけば数分で汚れが浮いてきます。
軽くスポンジで払うだけで、殆どの汚れを落とすことが出来ます。
固着してしまっている汚れは、月に一度くらいの頻度で落としておきます。
研磨剤が入った洗剤を使うか、スポンジの裏側のやはり研磨材のついた部分でこすって落としましょう。
この際、擦りすぎるとシンクが傷むので注意してください。

シンク下のゴミ受けや、排水溝はさらに掃除しにくいものです。
ゴミ受けは、使い終わった歯ブラシなどを利用して汚れを掻き落としましょう。
排水溝は専用のブラシを買うか、使い終わった歯ブラシをまとめて束ねるなどして汚れを擦り落とします。
それでも限界がありますから、塩素系洗剤などを利用して漬け置き洗いをするとカビやヌルヌルを防ぐことが出来ます。

キッチンの水漏れ

キッチン水周りのトラブルで最も多いのが、この水漏れです。
では、どんな場所から、なぜ水が漏れるのか、またその応急処置などについて解説してきましょう。

まず、水道から水漏れが起きる場所ですが、大きく分けて4つが考えられます。
まず、水道の蛇口から水が滴るケース。
ハンドルを締めても水が止らないわけですね。
続いて、そのハンドル部分。
この根元から水がジワーっと染み出てくることがあります。
さらに、パイプの根元、そして最後が水道と壁の接触部です。
他にも、排水管やシンクの継ぎ目から水が漏れることもあります。

では、なぜ水漏れが生じるのでしょうか。
ハンドルを締めても蛇口の先端から水が漏れてくる場合、止水用のコマが劣化していることがほとんどです。
該当する蛇口に使用されているコマを、ホームセンターなどで購入して交換すれば、水漏れは止ります。
業者に依頼すれば早いですが、それほど複雑な工事ではないので、自分でも出来る修理です。
他の継ぎ手やハンドルなどから水が漏れる場合は、パッキンが古くなっていることが考えられます。
ゴムパッキンを新しくすればほぼ水漏れは止りますし、スクリュー部を増し締めするだけで止ることもあります。
シーリングテープを使うのも有効です。

シンク周りの継ぎ目から排水が漏れてしまっている場合は、その部分をきれいに掃除してから乾燥させ、コーキングを充填すると水漏れが止ります。
ひどい水漏れの場合は、業者に頼んだ方が無難でしょう。